CLEAN4.0 ここでは、私が使用しているCLEAN4.0の簡単な使用方法を図解つきで説明して、アナログ音源再生化への手引きになれば幸いです。尚ここから先は、私の独断と偏見で構成されてますので、クレーム等一切受け付けません!!。<爆 |
CD化済みリストはこちらからご覧になれます。
まず、このソフトを知りえた過程を説明しましょう。 このソフトが目にとまったのはあることがきっかけでした。 とあるところで知り合った知人からLPレコード(LPレコードの最大記録時間は両面46分だそうです。)を譲り受けた事から始まりました。 O氏:どうせ押入れに入れたままで聞いてないから、あげるよ。 私 :えっ??いいんですか?? O氏:いーのい〜の どうせ捨てるのなら、好きな人に貰われたほうがこいつらも幸せでしょう。 私 :まぁ〜確かにw 実に数十枚のLPレコードを頂きました。笑 そう、たったこれだけの理由なんです。w 単純でしょ? さて。。。。。貰ったのはいいけどどうやって料理するか。。ww
まず、レコードをPCに録音(取り込む)為に何が必要なの?? Windows用の録音ソフト、(OSに標準で添付される「レコーダー」)では録音時間が60秒と制限がついているのでダメ。WAVEファイルのサウンドエディタか録音用のユーティリティソフトを使う。ハードディスクに録音するデータ形式は、Windows標準の音声データ形式のWAVE(拡張子が「.WAV」)にしておく。WAVEファイルのデータサイズは非常に大きく、たとえば60分のアナログカセットテープをCD音質で録音すると約600MBになる。ハードディスク録音をするときには大容量ハードディスクを準備しておいたほうがいい。ただし音質がよいし、MP3とかWMAファイルといった圧縮形式の音楽フォーマットに変換できるので、取り回しはいい。録音データのマスターとして、一定期間はできるだけ保存しておきたいものだ。 なので録音・波形編集ソフトが必要なのです。 この録音ツール。意外にフリーソフトで入手出来るんですなぁ。 代表的なのは、SoundEngine A-Recorder YAMAHA製のフリー波形編集ソフトです(win/mac) もっと音にこだわり、色々やってみたいならこちらでも?
で、私も右に習え!!ってことでDLして使ってみました。 でも・・・・・物足りないんです。(私はですよw) そこで、市販品で無いのかと HPで検索したら出てきたんです!!(やったぁ〜) さて、商品名をメモって、大都会へと繰り出し、そのソフトを探しに行きました。 したら な、なんと!!あ〜るではありませんかw 速攻でお買い上げ〜〜♪ さぁ〜て、早速帰ってインストールして使いましょう。 |
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さて、次に行く前に、確認しておくことがあります。 プレーヤーとアンプとサウンドカードの設定と録音レベルの調整があります。(これ肝心です)。 |
アナログ音源のデジタル化はサウンドカードなどのオーディオデバイスを介して「録音用ソフト」で行う事になります。サウンドカードの設定と確認は録音用ソフトの設定と交互に行います。
ここでは録音用ソフトの設定と録音後の再生チェックについて説明します。 最も重要な作業は録音レベルの設定ですが、ソフトによっては直接音量をコントロールできるものがあります。 しかしサウンドカードから取り込む場合は複数の入力ラインがONになっている可能性もありますので、必ずオーディオプロパティの設定画面は確認して下さい。 |
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■録音レベルは「歪まない範囲内で最も高く設定」←言うのは簡単だが最も難しい(^^; ■まとめて取り込むためにHDDに十分な空きを作っておく ■ソースごとに入力レベルが異なるので、そのつど最適なレベルに調整する。テープ録音より、やや控えめのレベル設定にする。 ■ここまでの作業は「録り直し」ができるので納得がいくまでテスト入力する ■録音時に「トラック分割」をするか、デジタル化してから分割するかは録音ソースによって決める ■デジタル化後処理できる「ノイズ除去」機能などは録音時に利用しない方がよい ■再生のチェックは耳だけでなくソフトを使って目でも確認する方がよい |
●アナログ・レコード(以下レコード)は扱い方を間違うとすぐに傷がついてしまう。 指で盤面を触れるとカビが生える。すぐに埃が付着する。だから聞く度にきれいに盤面を拭く。 今も昔も10代の頃が最もレコード・CDを購入する世代です。今のおこづかいと比較するとレコードは高価でした。 だから皆大切に扱いました。 ●音質に関してはカートリッジを交換する事によって違った音色を楽しむというのがファンにとって最大の魅力でした。 音楽CDの普及と反比例してオーディオブームが下火になったのは家庭用ビデオの普及だけでなく、CDではそうした楽しみ方ができなくなったという事もあるのでは。。。 ●あとはジャケットが大きい事がビジュアル面での魅力でしょうか。 歌詞カード、ポスターやその他の色んなオマケがジャケットに入れることができた。 ROCKやJAZZの名盤とよばれる作品はジャケットデザインも「名作」という評価をうける事が多かった。 (中身よりジャケットで勝負というレコードも沢山あったが(^^;) 遊び心があるジャケットはどうしてもCDではできない芸当でしょう。CDがデジタルコピーの普及で売れなくなった。 しかしレコードというのは「モノ」の価値を音源だけでなくトータル的に満たしてくれたバランスのとれた「作品」だったから21世紀においてもその存在価値は薄れないのではないでしょうか? |
アナログレコード再生には長く使っていないプレーヤーのメンテナンスが必要になります。 考えてみるとレコードプレーヤーはCDに比べ取り扱いに結構神経を使います。 レコードを毎日聞いていた時代には、面倒だと思った事など無かったはずなのにCDに慣れてしまうと最初とまどってしまいました。 レコードはジャケットにもカビが生えていました。 今でもクリーナーやスプレーは売っていますが両方買ったら復刻盤CDが1枚買える金額でした(-_-;) それでも『カセットはいつでも聞けるけどレコードはもう10何年も聴いていないなぁ、1回でも聴いてみたいなぁ』と思っている方も多いでしょう。億劫がらずに是非この再生計画を実行してみて下さい。 |
■プレーヤーが壊れていてたらカートリッジだけでも残しておく ■所有アンプがイコライザー付きか確認 ■レコードは売ることができるのでリストを作っておく ■売れば2束三文ですが、その分、貴重盤も非常に安価に買えます。 |
★レコード(アナログ)を処分してなければプレーヤーも恐らく発掘できるであろう。 そのままカートリッジを付けてあった場合は針が折れていたりする事もある。 逆にカートリッジを外してあった場合それだけが発掘できるか、プレーヤーだけ見つかるか判断は難しい。 ベルトドライブの場合、正常に回転する可能性は古くなればなるほど低い。 ★レコードそのものはキャビネットの大きさから考えるとLPとEP(シングル)別々に保管されている可能性が高い。 親の持ち物であっても値段から考えてLPはまともに保管してあるはず。処分した覚えが無ければ発掘は容易。 |
●レコードプレーヤーがあるか? 無いか故障して動かない場合は廉価のプレーヤーがAVを扱っている店で手に入る。 もしカートリッジだけでも保存してあれば付け替えれば、よりいい音で再生できるだろうから、交換可能かどうか店で聞いてみましょう。 ※最近ではかなり廉価でフォノアンプ内蔵プレーヤが発売されています。 ただしこれらの機種はDJ用にレコードを逆回転しても大丈夫な針やカートリッジが取り付けられている事が多いようです。 今後レコードを常時再生できる環境をつくっておくなら思いきって中高級機を購入する方が良いでしょう。 ソースも中古レコードを買い求めると、CDの中古に比べても非常に安価に手に入りますのでコレクションもいっぺんに増やすことができるでしょう。 ●正確な回転で動くか? 回転はストロボ機能の付いたプレーヤーであれば確認できるが、そうでない場合は33回転は正確には3分で100回転ということになるのでコインなどを置いて計ってみると良い。 100回転前後であれば、1〜2回転遅くても、実際聴いて違和感がなければ、ひどく神経質になることはありません。 ベルトドライブの場合は古いものは回転が狂っている可能性が高い。 ダイレクトドライブではターンテーブルをしばらく回しているうちに正確な回転になる場合がある。 ●カートリッジはあるか?針は付いているか?すり減っていないか?針圧は適正か? 付いていても埃が針先についていたり、すり減っているとレコードを傷めるので交換したほうが良い。 さらに針圧は?あぁ面倒くさい!もう自分でも適正圧なんて忘れてしまった。 カートリッジの取り扱い書も出てきたので読むと最大圧の1.25gに設定してあった。 適正圧が判らない場合は軽めから徐々に圧を上げて聞いてみると良い。通常では1.5〜2.5gあたりの設定が多いようです。 ●アンプにフォノ端子が付いているか? 最近のミニコンポにはフォノ端子がついていないので接続にはフォノイコライザーを購入するか、イコライザー付きのプレーヤーを購入する。 廉価のプレーヤーではミニコンポ接続向けにプレーヤーに付いてます。 もし今後レコードのデジタル化を検討するならアンプが無くてもPCのサウンドカードにつないで聞くこともできます。 |
■まず自分の耳で聞いて比較してみる ■テープヒスやトレースノイズを録音して必ず比較する ■波形測定ソフトで確認すると目で認識できるが、あまり低デシベルのノイズに神経質にならない ■サウンドカードが無理な場合、USB接続の外付オーディオ用インターフェイスで取り込む |
ノイズ対策にUSBオーディオキャプチャを使うノイズ混入対策に最も手軽なUSBキャプチャ
■購入時は自分のPCに適合するか必ずWEBサイトでチェックする(ショップの店員や箱記載の説明ではわからないことも多い) ■手動で入力レベル調整できる機器を選ぶ ■録音ソフトの選定に十分注意する ■設定前後サウンドカードとノイズレベルの比較確認をする。必ずしもサウンドカードより低減効果があるとは限らない ■USB機器は「相性」によるトラブルが発生しやすい事も考えておこう |
■USBオーディオでの録音はWindows98SE以降のOSとUSB1.1以上に対応しているPCが利用条件となります。 自分のPCが購入予定の機器に対応しているか必ずWEBサイトで確認して下さい。 ■ここで取り上げる機器はプロ用では無いので、録音ソフトは別途必要です (機器にCD-ROMとして添付している場合もある)。 要はサウンドカードの代わりに「USBオーディオ・キャプチャ」を使うと考えれば良いでしょう。 ただし、入力レベルの調整はUSBキャプチャで手動でできる機器を利用すると使い勝手が非常に向上します。 ■一時期PCショップでも各種ありましたが、現在ではDVDキャプチャが主流を占めオーディオのみという機器が随分少なくなりました。 ショップではADコンバータと称して出力だけをA/D変換できてアナログ音源入力はできない機器、デジタル出力が48KHzだけのもの(MPEG2変換用)などもあるので、店頭より先ずWEBサイトで確認することをオススメします。 |
●電源供給は独自かUSB供給か 独自供給の方が安定性がある。 ●入力端子はRCA端子か同軸ピンプラグ形式か? RCA端子の方が接触不良が少ない。 ●手動で入力調整できるボリュームが付いているか? 手動ボリュームは必須とアナログオヤヂは思う(^^; ●付属録音ソフトの有無 万一手持ちの録音ソフトで対応していない場合も考慮に入れておく。 録音ソフトが付属しない場合は、メーカーの推奨ソフトを確認しておく。 |
■アナログ音源は録音全体がひとつのファイルになるので編集はほぼ必須の作業になる。 ■分割・結合・カット・フェードが編集の中心になる。 ■ファイル(曲)は最小単位に分割してからカットやフェードを行う方が楽。 |
ファイル | 拡張子 | 摘要 |
WAVE | wav | Windowsの標準サウンドファイル Windowsの起動音など |
Midi音源 | mid | DTMなどに用いるシンセサウンド |
MP3 | mp3 | 代表的なオーディオ圧縮形式 |
WMA | wma | Microsoftの提唱するオーディオ圧縮形式でMP3より高圧縮で同等の音質 |
その他 | 多くがオーディオ圧縮形式のファイル tvq aac RealPlayerのraなどイロイロ |
■アナログ音源を圧縮するにはWAVEファイル変換機能のあるソフトを使う ■複数の圧縮方式があるがMP3かWMAが無難 ■一旦圧縮したら再変換しても元の音質には戻らないので注意する ■アナログ音源はいきなり圧縮せず必ず編集後に行う ■MP3以外の圧縮方式で、WAVEに再変換可能か事前に確かめる |
知っておいて損は無い?用語集